2019年9月4日水曜日

CCK2019 レポート

お久しぶりです、M2になりましたenotsです。
まず近況から。
ここ数ヶ月ほどブログの更新が止まってしまいましたが、サークル活動自体は普段通り週2で行っております。
青葉山での活動が主体となっていますが、今後もよろしくお願いします。

さて、毎年恒例となりましたCube Camp Kanazawa2019の参加レポート記事をお送りします。今年は8月10~12日の3日間開催となりました。
毎度のごとく長文です。





~Day0


今年は新B4組が全員院試のため不参加に。さすがに冷静でなによりでした(?)。
2年連続で非常にお世話になりました台野さんも不参加で、今年の東北からの参加メンバーは初参加のじむちょー、転勤でなぜか仙台にいる世界チャンピオンユリノキ、そして4回目となる私の3人です。

さて、年々厳しくなるResistration部門の突破を果たし、私の参加種目は
3/5/6/FMC/Wf/Sk/Sq/345MBLD
で全部で11種目。全く反省していない。とくに45BLD。
申込み時点では「なんとかなるやろ」と高を括っていたが果たして。

一方のじむちょーも
3/4/5/6/7/Mg/Py/345MBLD
で同じく11種目と、今大会最多種目バカ2人がいずれも東北勢とかいう謎の事態に。あ、ユリノキは7種目でまあ普通でした。

で、それだけで済めばよかったのですが、役割分担表を見ると参加種目の間にジャッジやスクランブルの仕事がびっちり。
なんと1日目から3日目午前まで、競技仕事のいずれかが必ず入ることになりました。
そりゃそうだよね、大会参加するなら働くのは当たり前だよね。ご迷惑をおかけしております。

その辺を踏まえた今年の目標はこちら。



妥当……か? まあSqSk以外は割と低めな気はします。

あと当日に急遽加えたものが



疲れるもんね。とくに今年は仕事もみっちりなんで、サボることなくきっちり取り組むためにも昼寝を試していくつもりです。



3人はバラバラの移動で、私は大会前日の9日朝移動開始。
移動手段は飛行機で、午前中の便をなんとか13k台で取れたため、新幹線より早く・安く、正午には金沢に到着することができました。

1度は観光を、ということで荷物を預け市内を散歩することに。
めちゃめちゃ暑かったですが、適度に休憩を取りつつ3時間くらい歩き回りました。

以前バス待ちで入ったガスト隣の東横インに宿泊し、翌日の予行をしたり飯食いに行ったりで翌日を迎えます。


Day1


当日朝は北陸支部長塚本さんの車で会場入り。設営をサクッと手伝い、そのまま大会スタート。


最初は足、ひとまずカットオフ2分が目標だったが失敗。とりあえず単発の2:25だけ確保。
やっぱ最初の種目だしめちゃめちゃ手、じゃなくて足が震えました(こなみ)。


続いて4BLD、CCK2018、日本大会に続いて3度目の挑戦。
練習ではウイングエッジの分析に多めにミスが出たので、そこを意識してトライ……したら今度はセンターに不可解なミスが連発して3×終了。
初成功への道は遠い。


megaとclockは仕事。ユリノキがclでNR取り返したが誰も記録を覚えてなくて全く盛り上がらない。


カップ麺等で昼食を摂りつつ5BLD。
できれば初成功を目指してギリギリまで粘りたいが、次が一番力を入れたいSkewbなので一発勝負に賭けることに。
普通にやっても、制限時間の関係上3回試技は厳しいから仕方ない。
結果は……



残念。正直練習も全然足りてないので当然ではあった。


空き時間で念願の昼寝を獲得し、次に備える。


と、ここで5BLD平均成功の報が。
今大会はWCAで45BLDmeanが導入されてから初の国内大会であり、5BLDは国内初成功=NRという状況でした。
それが今回はなんと2人同時成功。
晴れてNR holderとなったまっしゅ、また4BLDmeanも残しBLD系全種目第1号sakakiさんおめでとうございました。


そしてメインのSkewb。

ここでは書いてませんでしたが、私はtribox Contestで今年から追加されたSkewbにて、前半期シーズン優勝を勝ち取っています。
新たに購入したAoYanとともに余計に気合いが入っていました。

試技に当たって、「実はじっとしてたほうが余計緊張するんじゃね?」という一つの仮説を立てます。
競技開始ギリギリに外で全力ダッシュを敢行、試技も数秒程度の短い時間で開始。さらに待機時もルールの範疇で屈伸などで身体を動かすなど、いろいろ工夫をしてみることにしました。



それが功を奏したのか、単発3.03、平均4.86でともに更新、2位で前回に引き続き入賞することができました!
正直カウントが3.2/5.1/6.0だから、前にも増してチグハグな結果ではありましたが……()
それでも日本大会や令和記念で思った通りの試技ができなかったぶん、非常に収穫の多い試技となりました。

勿論優勝はユリノキ。単発ベストの3回目、ゴミと言われたの正直つらい。


1日目最後はFMC、平均くらいは欲しいなーのノリで臨む。
苦戦しつつもなんとかスケルトンを書き上げたと思いきや、NISSをミスったのかスケルトンが完成しない。
時間を無駄に浪費したのち残り時間でCFOP一発解きに挑むも、書き間違いかなんかであえなくDNF。へたくそ



夜はみんなで温泉に行き、宿に帰ってきたらいつものお楽しみタイム!


今回はメインのSkewbが既に終わっているので、本当に何も考えることなく飲めます。優勝。



こっちのほうが優勝感出てる。

韓国のChoi Do-Heeさんの作るトッポギに舌鼓を打ちつつ、久々に花火に混ざってきました。

花火から戻ってきてボドゲ観戦、「コヨーテ」という自分以外のカードを見つつ場の数字の合計を予想するゲームで大盛り上がり。
極端なカードを引いたとき、雰囲気から上手く読み取るのがコツ。ルールも簡単なのでオススメです。

~回想録~

リア狂K
(`・ω・´)<40(大嘘)

某333強者A
( ゚д゚)……?
( ゚д゚)ハッ!
( ゚д゚ )彡<完全に読み切った、50!!

\アッー/

~回想ここまで~

ほか、昨年大人気だったタイムボムに参加。2回くらい座ってるだけで決着ついてわろた(1勝1敗)




Day2


6時台に起床、朝食は8時で時間が空いたので、2階の競技卓や管理棟などで6の練習。

朝食の後、10回目の記念大会に合わせて作成されたTシャツをゲット!
大会で着ていきます。


競技は6からスタート。

tribox様から頂いたポイントを原資に購入したShadowで挑み、単発2:51は結構よさげ。
ただ3回目で3:40をカウントし、平均は不満が残る結果になりました。
まあ平均はちゃんと残ったのでいいでしょう。

そういえば昔のアレよろしく大爆発させた奴がいたような……??


OHのあとはFMC2回目。適当に単発狙い、結局何も見つからず45手とかいう何もならないものを残す()


2を経てSquare-1、入賞争いは無理だがPB更新に期待の持てる種目。


一応sub18で平均はPB更新したが、やっぱり満足できないソルブでした。むずい。

そして世界大会準優勝まこと神はサラリとAsR、さすがでございます。


午前ラストは7、なぜかスクランブラに。1回しか成功しなかった(棒)


少々長めの昼食休憩では勿論昼寝、開けた午後の競技はMBLDから。
昨年末の日本大会ではサークル記録を狙い10個で挑むも、体調不足が響き3/10でした。
一応11個できるよう準備はしてきたものの、主に練習不足で自信がなく8個に抑えて記録を優先させることにしました。

本番中は意外とすんなり記憶が入り、実行中も「行けてる気はするなあ」という手応え。
勿論知らぬ間にミスしてるのはよくありますし、前回の3/10もあったため1~2個位のミスは許容のつもりでしたが。



アイマスクを外した眼の前には、綺麗に揃ったキューブが8個並んでいました。まさかの全成功、しかも8個成功自体が非公式含めたPBでした!

ジャッジのらみくんと喜びを分かち合ってる(お疲れさまでした)と、隣のたいへーさんがフィニッシュ。
MBLD初挑戦で10個にチャレンジし、あわや全成功なるかといったところでしたが惜しくも9/10で同じ8点に。惜しかった。
BLD自体今年から始めたそうで、成長速度がめちゃめちゃ怖いです……w

席を立ち、残りの挑戦を見守ることに。
まっしゅの14/18にはさすがに敵わなかったけど、残りは微妙な感じ。
最終的にはタニシくんが14/20で8点、となると8点最速は僕だから2位…………????



なんとお零れながらMBLDで初入賞!! 思わぬところで活躍することができました!!!!


MBLDの余韻に浸りつつ3、もはや疲れと満足感だらけでまともに試技ができませんでした()
一応メインの354も当日は手と馴染まず、平均ギリsub15、単発はsub14すら出てないのでやらかしてますねこれ。

結局準決勝ライン逆ボダを引き当てる始末。まあ、3やれ。


最後はFMC3回目。こっちも適当に……と思いぼちぼち探してたら、開始20分くらいでOLLskip・U-permで21手を引き当てる。やべえ。
興奮しながらデジャヴ満載の3EPをインサートし、29手で解答終了。
またしても非公式含めた単発PBじゃねえか!!

optimalは25手だったらしいが、3EPはM2法の10手のアレとM'U2MU2しか知らなかったからしゃーない。

一方、うえしゅうさんは23、24で来ており30手でNRタイ、24手で(当時)AsRタイの大チャンスでしたが…… 残念ながら31手で更新ならず。
運命の悪戯、ってやつなんでしょうが、なんか色々思うところがありますねこういうの。


夕食は恒例のカレー、夜はこれも恒例化したケーキバイキング。
世界大会入賞の2人へ記念品贈呈の他、長らく北陸支部で活動されてた徳田さんが今回で退任に。本当にお世話になりました。
謎の5がくそ速いJKはあんま覚えてないや()


ここで一度研修棟に戻り、ボドゲ会を2階で開催。

まずは東工大cuberで同じ数学徒、たむそんくんの持参した「位相空間ゲーム」なるものの試遊。
たしかに「位相ってなんかパズルっぽくね?」とはふと思ったことはあるものの、肝心のゲームのほうは…… うん、微妙()
数学ネタらしく重たいゲームかと思いきや、手札運ゲーのうえなんかよくわからんうちに殴り合って終わる感じでした。
数学徒にはウケるかもしれんけど、ちょっと勧めづらいなあ。
何はともあれたむそんくんあざっした。

そのあとは昨日観戦したコヨーテに参戦。7人くらいの大人数で始まり、どうにか残機で優位に立ちつつ優勝やっふーーーー



最後タイマンがめっちゃアツかった件。



あとはまた管理棟で呑んだりたこ焼き食ったりであっという間に就寝時刻に。名残惜しい。



Day3


起床は多分7時前後くらい、ちょっと遅いかも。適当に飯を食って最終日開始。


最初は3BLD、今年は2ラウンドあります。
持ちタイム的にも成功すれば決勝は余裕、実際それを目標に練習してきたのですが……



残念ながら3×で敗退。噛み合わないときは本当に噛み合わない、そうすると全く記録が残らないのがBLDのつらいところ。
まあこれも実力のうちです。次はcorner 3-styleを仕上げて、文句なしのsub60を出したいですね。

一方じむちょーが遂に初成功、滑り込みで決勝進出を決める。


pyraと4の予選はジャッジ、からさわくんが大コケするのをジャッジしてた気がする()
入賞ラインがover8ってまず見ないレベルだけど、高校生田島君の初入賞はあっぱれ。


3の2回戦、
遂に休憩!!!!!!!!!(予選落ちたので)
仕事行きゃよかったかなあ、と思ったけど、決勝種目含めて残り全部やったのでYURUSHITE


続いて3BLD決勝、スクランブルから観戦。
タニくんが順当に優勝、続いてMBLDで初入賞したたいへーさんが2位に! 3回目で完璧なsub60を決めました。
持ちタイム近かったからちょっと意識してたけど、完全に負けてしまいましたね……w


午前ラストの5は最後の参加種目。
多分割をやるためという大義名分もあり、結構頑張って練習してました。



単発平均ともに更新。ただ平均でsub90を逃したのが心残りだし、単発1;24もちょいちょいミスが出てましたね。
もうちょっとやる……かも。


3日目昼食は恒例のSpeedeating(参加者1名)のほか、ヤッシーさん発案でRubik's Magic一発勝負大会をやることに。



今大会一の熱狂を見せるなか、発案者にして当時のNR holderのヤッシーさん本人が1.15で貫録の優勝。



みててたのしかった(KONAMI)


そして2、4、3決勝はすべてスクランブラで観戦し、無事全競技が終了。
3は上位4人がsub9でなかなかレベル高かったですね。

そして表彰式。



やったー乗車券賞状複数枚ゲット!!
CCK初参加のときは、全員が凄い人だらけで賞状なんて夢のまた夢でした。
それが遂に複数枚持って帰ることになるとは…… 本当に成長したものです。


表彰式を以てCCKは終了。
就活で溜まったクリアファイルをバラ撒き、荷物をまとめるとちょっと寂しくなりますね。
僕は分乗の車に運よく乗せていただき、金沢駅まで送って頂きました。

なんやかんやで富山で遊んだあと、東京行きの新幹線を降りるとなぜかたいへーさんと合流
東京行きのかがやき最終やもんな、そりゃ誰かしらいるわ。

途中まで電車に揺られながら話が弾み、別れて都内某所に着いた時点で私のCCK2019は終了となりました。


Afterwords




3はぐだぐだ、345BLDは全失敗でしたが、ほかは何かしら更新したのでよかったほうかなーと思います。
特にSkewbの久々の更新や、MBLDの入賞が嬉しかったですね。
マルチみんなもやろう。人間10個は確かに行ける。

3は……うん。

仕事もちゃんとこなしたのでまあいいでしょう。昼寝もちゃんとできたね。


以下閑話休題。


CCKはよく

「cuberと集まってワイワイ遊んで飲み食いしながら、ついでに大会をやる場」

と言われたりします。
実際大会中もピリピリした空気は皆無ですし、夜(だけでなく一日中)一緒になって騒ぎながら遊ぶのめっちゃ楽しいんですよね。
だから実現性はともかく「CCK1週間くらいやりたい」となる気持ちは、非常にわかります。

……といいつつ種目をやたら増やす自分は、CCKは

「3日間でマイナー種目含めた全競技に参加できる宿泊場所や食事も提供される大会で、ついでにみんなと遊べる場」

と認識してるのでしょう。
勿論遊びも楽しんでるので良し悪しはないと思いますが、僕はやっぱり3日間でお腹いっぱいですw

資金や宿泊の関係上、マイナー種目も盛んな関西への遠征はどうしても二の足を踏んでいたため、日本大会以外に参加しやすいのがCCKだったというのも大きいですね。
(東北から北陸も遠いけどね)

今年は高校生以下の参加者も非常に多かったですし、来年は彼らのためにも枠を譲る、というのも一案かなあとふと思いました。
ちょうど院卒で社会人になるし、競技をやめるわけでは決して無いけどいい区切りかなーって。


……と言いつつ、来年もResistration部門にちゃっかり参加してそうですが。

というか区切りってなんだよ、と今更になって思う。
やっぱ来年も参加してえ。どうするかはその時決めるけど。


ここまで。



例年非常に楽しい思いをさせて頂いておりますが、今年も非常に楽しかったです。 
北陸支部の皆様、運営の皆様、そして参加者の皆様、本当にありがとうございました

院修了まであと半年、まだまだ大会に参加したいと思いますので一同よろしくお願いします。


それでは、この辺でレポート終了としたいと思います。
長文お付き合い頂き、ありがとうございました。



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